最近の女性アスリートのユニフォームは空気抵抗をなくすことも考えられてか、どうしても露出の多いものになっております。
そうなると、どうしても変な目でみられてしまい問題視されております。
そんな中、性的に見られることに抗議するために、体操の大会にレオタードではなく、ボディースーツをきて参加した件が話題となっております。
レオタードではなくボディースーツで競技に出たドイツの女子体操選手
足を全部出さなくても、美しい体操は見せられます――。
女性体操選手が、足を覆うボディスーツタイプのユニフォームを着て競技。
背景にあるのは、女性アスリートを性的に扱う問題です。https://t.co/4ZH9Filok8
— ハフポスト日本版 / 会話を生み出す国際メディア (@HuffPostJapan) April 23, 2021
話題になったのはこちらです。
スイスのバーゼルで4月21日に開かれたヨーロッパ体操競技選手権に、ドイツのサラ・ヴォス選手が全身を覆うボディスーツタイプのユニフォームで出場しました。
体を覆うするユニフォームを着ることは国際ルールで認められており違反ではありません。
動きやすさなどがあり、ほとんど着る選手はいないというが、ヴォス選手は自分が居心地良い格好をすることを選びました。
体操ドイツチームも「女性アスリートが性的な対象として扱われていることへの抗議」として支持しており、若い女性アスリートたちの今後のスタンダートとなるよう、露出が少ないユニフォームでも自分の演技を見せられるとメッセージを出しております。
女子体操選手のボディースーツを実際に見た感想
ボディスーツで肌の露出が少なくなりましたが、競技の特性上、美しく見せる必要があるため、ピタッとしておりボディラインはわかってしまいます。
これを見た時、これはこれで好奇的・性的に見てしまう人もいるのではないかと感じました。
⬜️性的な対象として扱われることに抗議。女性体操選手が足を覆うボディスーツで競技https://t.co/ox6hWWwnDl
ビーチバレーのユニもだけど、そうしたリスクを少しでも回避するために、露出を極力抑えるのが良いと思っていました。ただ隠してもピッタっとしていれば性的な目で見る人はいるでしょうね。
— フィフィ (@FIFI_Egypt) April 23, 2021
フィフィさんも語っている通り、露出が減って選手のストレスが減るには良いことですが、どうしても性的に見られてしまうもは避けられそうもありません。
世の中には様々な趣向の人がいるにで、100%防ぐのは難しいですね。
それでも、肌の露出が減ることで選手が安心するのであれば、それに越したことはありません。
女子体操選手がボディースーツを着て競技に参加したことに対する世間の反応
女子体操選手がレオタードではなくボディスーツで競技に参加したことは、日本でも話題になっております。
世間からはどんな反応があるでしょうか。
- こっちの方が全体のラインがきれいに見えて、競技の特性に合っていると思う。昔は伸縮性や通気性のいい布がなかったから足丸出しだったんだろうけど、今はこっちのほうがいい。
- 選手が良いと思えばボディースーツで競技に参加しても良いと思います。重要なのは技術の高さと演技の美しさです。
- 何の違和感も感じなかったが、協会のオジサマ方はどう感じたかな。デザインで動きを大きく見せるとかあるかも知れないから、ある程度の決まりを作ればカッコよくていいと思うけどなー。
- そっちの方がっていう志向の人もいそう、他人が観戦して頭の中でどう思うかなんて制御できない。なので自分の納得いくユニフォームで競技することができる点では良い試みだと思う
- これで解決でしょ。新体操、競泳とかいろいろ見せる競技だが本人の意思で選考すれば良い文句言う方が異常だわ。本当にナイスな判断をした選手だと思う。
<Yahoo!ニュースの該当ページより引用>
概ね好意的に受け止められておりますね。
純粋に競技としてみているファンからしたら、性的に見られるのはやはり居た堪れなかったことでしょう。
そして、今回ボディースーツを着て参加したサラ選手も綺麗に着こなしていたのも好印象だったのでしょう。
ただ、全身スーツスタイルは背が高くて足が長い方が有利なので、さらに小柄な日本人選手は何かしらの工夫が必要かもしれません。
いずれにしても選手が精神的に負担にならないように競技が行われることを祈るばかりです。