徳利を注ぎ口から注いではいけないという謎マナーがバカバカしくて草生える

ハンコは上司にお辞儀をするようナナメに押すとか、名刺入れは金属製はNGなどという謎マナー。

ありとあらゆるデタラメをマナー講師たちは広めているのですが、最近ではもうネタとして笑い飛ばしています。

そんな中、最近知った謎マナーがあるのですが、どうやら昔から存在していたのですが、今まで全く知りませんでした。

徳利に関するものなのですが、これもなんともバカバカしいものでした。

スポンサーリンク

徳利の注ぎ口からお酌をするのはマナー違反?

徳利の謎マナーについて知ったのはこの話題からでした。

色々なわけわからない謎マナーが紹介されているのですが、その中でもびっくりしたのが徳利に関するものでした。

  • 徳利でお酌をするときは注ぎ口を使ってはいけない

これを聞いた時には、頭からクエスチョンマークが飛び出ました。

なんでも、注ぎ口は円が切れている場所なので、そこを使うことは相手との縁を切ることになるのだとか。

 

これって完全にこじつけでしかありません。

だったら、なぜ徳利に注ぎ口の切れ目をつけて作られているのかということになります。

切れ目があった方が綺麗に注げるからなのは明白なのですが、それを円が切れているなどと謎マナーを振りかざすのは、製造した方々に対して失礼です。

だったら、最初から切れ目がない徳利を作ればいいのですが、今でも普通に切れ目がある徳利があるということは、そういうことです。

ほとんどの人は徳利に関する謎マナーなど知らないですから、気にせず楽しく酒を酌み交わせばいいだけです。

もし、それはマナー違反だよと言いがかりをつけてきたやつがいたら、付き合ってはいけないとわかるので、ちょうど良いかもしれません。

徳利の注ぎ口マナーの由来には毒を盛られる危険があるからという説

徳利の切れ目を使ってはいけないという謎マナーですが、他には戦国時代に酒に毒を盛るのに注ぐ口に塗ったので、それを避けるために注いだためという説もあるらしいです。

しかし、切れ目のない徳利だってありますし、その気になれば酒そのものに毒を混ぜればいいだけです。

どうも根拠としては薄く、後から作られたネタではないかと疑っています。

 

もし、今でも徳利の謎マナーについてグダグダ言う奴がいるならば、そいつとは2度と酒を飲むことはないでしょう。

そもそも最近は徳利を使って酒を飲むなんてことも少なくなってるかもしれません。