日本から近くて遠い国である中国(中華人民共和国)。
13億もの人口を抱えていれば、日本では想像つかないようなことが日常茶飯事、ちょっとやそっとのことでは驚きません。
しかし、今回は人命を預かる病院の職員が公私混同をしたため、懲戒解雇されてしまう事態が発生しました。
色々な意味で中国らしさ満載の話題です。
上海で救急車を私用に利用して病院職員がクビになる
ロックダウン中の上海で たばこを買うため救急車…病院職員を懲戒免職 https://t.co/P5F3vQu3eE
— テレ朝news (@tv_asahi_news) April 20, 2022
このニュースを最初見た時は、誰かが救急車を呼んでタクシーがわりに使い、たばこを買ったのかと勘違いしました。
実際、日本でも通院するのにタクシーがわりに救急車を呼ぶふざけた人間がいるので、中国ならばそういうことがあってもおかしくないと思ってしまいます。
しかし実際は全く別の話でした。
病院に勤務する職員がたばこを買うために救急車を使って、住宅地に入ったのです。
それを不審に思った市民が警察に通報し、病院職員は私用で救急車を使ったことを認めたということです。
ちょうど上海は新型コロナウイルスの感染防止のためロックダウン中でした。
自由に外出ができない市民が救急車を見て何事かと確認したら、職員がとんでもないことをしていたことがわかり、大騒ぎしたのでしょう。
外に出れないストレスもあり頭にきたのでしょう。
それにしても、この病院職員、バレないと思ったのでしょうか。
あっさりバレてしまうという、なんとも間抜けな事件でした。
他人に厳しく自分に甘いのは中国も同じか
たばこを買いに行くため、私用で救急車を使ってしまった病院職員。
日本ではまずそんなことは起きないでしょうけど、仮にあったとしても減給3ヶ月くらいの懲罰くらいではないでしょうか。
しかし、中国だと容赦無く首を切られてしまいます。
こういうところは変に厳しい中国共産党の体質が現れています。
上に逆らったり、評判を落とすようなことをしたらどうなるかという見せしめですね。
でも、共産党の幹部がこういうことをしても、きっともみ消されるのでしょうね。
ある意味中国らしいですね。
今後も中国で、日本では想像もつかないような事件がまだまだ出てきそうです。