加藤公一レオがサラリーマンをなめるなと吠えてるが説得力がない理由

最近は会社勤めしていることを「社畜」を表現し否定的な風潮があるのは否めません。

そんな状況から脱出し自由になろうとSNSなどでキラキラした呼びかけをするインフルエンサーも多いですね。

そんな風潮に真っ向から否定を投げかけた記事を最近見かけました。

この記事に登場する加藤公一レオ氏がサラリーマンがすごいと主張する理由を簡単にまとめると

  • 給料をもらって仕事の勉強ができる
  • 会社の看板で大きなプロジェクトに参加できる
  • 個人では決して動かせない大金を使える
  • 組織に守られながら個人としてのブランドを育てることができる
  • 仮に独立・起業していきなり好きなことを仕事にできるのは一部の人だけ
  • サラリーマンというのはメリットの方が大きい

確かに言っていることは間違いありません。

しかし、半分正解で半分間違いです。

 

そもそもここで主張している内容というのは一流企業(大企業)に勤務しているケースだからこそ当てはまるのです。

つまりこれに当てはまるのもごく一部だけです。

 

そもそも、企業の8割近くが中小企業で、そんなに大ききな仕事をするなんてなく、あっても大企業の下請けなんてことがほとんど。

それに、労働者もオフィスで座って仕事している人ばかりでなく、実際に現場に出て体を動かしてる人もかなりいます。

そういう状況を考えるとサラリーマンはメリットばかりと理由を羅列したところで、何ふざけたことを言っているのだというのがオチです。

 

ちなみにこの主張をしている加藤公一レオ氏は大学卒業後、三菱商事に入社し、その後アサツーディ・ケイ(ADK)などを経て、2010年会社を設立して経営者になっております。

いわばエリートコースを歩んできた人物ですから、サラリーマンがメリットが多いなんてことを言えるのです。

そんなコースを歩んでいるのも、ほんの一握りです。

その他大勢は生活のために、好き嫌いを言わず労働に勤しんでいるのです。

そのような人々に対して、社畜なんて自虐しないでサラリーマンに誇りを持てなんて言ったら袋叩きにあうだけです。

それよりも給料を上げろを言われるのがオチです。

意識高いことを言ってモチベーションをあげる、いわば典型的なやりがい搾取ですね。

 

まあ、加藤公一レオ氏が語ったターゲットは、あくまでホワイトカラーに属するサラリーマンだけが対象なのでしょう。

なので「社畜」と自虐し、ブラック企業に近い働き方をしている労働者のことはわかっていないのかもしれません。

ということで、加藤公一レオ氏が熱弁を振るった内容は、まともに受け取らなくてよいのではないでしょうか。