今回は男性の散髪に関しての疑問です。
昔は男性は床屋、女性は美容院で髪の毛を切るとはっきり住み分けされていました。
でも、今では美容院で男性がヘアカットしてる姿を見るのも珍しくなくなりました。
実際のところ男性って床屋と美容院、どちらで髪の毛を切っているのでしょうか?
男性は散髪する時「床屋」「美容院」どちらで切っているのだろう?
まず、世の男性は「床屋」「美容室」どちらでヘアカットをしているのでしょうか?
あるアンケートの調査結果によると次の通りです。
<Q. どこでヘアカットしていますか?>
- 男性20〜29歳 : 36.4%
- 男性30〜39歳 : 50.0%
- 男性40〜49歳 : 70.5%
<Q. なぜそこでヘアカットするのですか?>
【床屋】
- 1000円均一で安いから(東京都:46歳)
- 幼少期から同じところだから(埼玉県:49歳)
- 値段が安く、コスパ面で優れるから(広島県:28歳)
- 安い(千葉県:40歳)
- しゃべりかけてこないから(福井県:40歳)
- 近所だから(北海道:39歳)
【美容室】
- おしゃれにカットしてくれるから(東京都:35歳)
- かっこよく仕上げてくれるから(埼玉県:39歳)
- 流行り(大阪府:31歳)
- 妻が行っているから(千葉県:36歳)
- 昔から行っているから(兵庫県:26歳)
- 行き慣れているから(愛知県:26歳)
- 腕が良いから(奈良県:31歳)
<Men’s HOLES「カットの頻度は? 行くのは美容院、それとも理髪店? 働く男性のヘアカットトレンド」より引用>
なんとなく私自身が予想した通りの結果でした。
対象が20〜40代のデータになりますが、やはり年代が上がるごとに床屋の比率が高いです。
おそらく50代〜60代はもっと高くなるのでしょう。
理由については様々な意見がありますが、美容室の方はちょっと曖昧な気もします。
私は「床屋」で切ってもらう理由は?
ところで私はもっぱら「床屋」で散髪してもらっております。
理由はただ1つ、顔そりなどの剃刀があるからです。
眉毛やヒゲの処理は自分でもできるのですが、襟足や耳周りなど手が届かず見えないところを剃刀でキレイにしてもらうと気持ちいいのです。
もちろん、顔そりも自分で剃る時よりも仕上がりが違います。
過去に試しに2~3度試しに美容院で切ってもらったことがありますが、正直、切った後の仕上がりの違いはほとんどありませんでした。
(もともと短く切ってもらうので、あまり変化がないというのもあるのですが・・・。)
最近は男性客も増えたとはいえ、やはり店内は圧倒的に女性が多く、なんか居心地悪いので馴染むことはできませんでした。
でも、それ以上に顔そりがないというのは自分にとってはサッパリ感がなくダメでした。
結局のところ床屋に落ち着いています。
ちなみに床屋ってダサいイメージがあるように思われるのですが、探せば結構オシャレなところも多いです。
「床屋」と「美容院」の違いについて
以上のように、私の場合は髪の毛は床屋でカットしてもらっております。
ところで床屋の「理容師」と美容院の「美容師」には違いはあるのでしょうか?
なんとなく知っているのは剃刀が扱えるかどうかぐらいしか認識がありません。
もう少し掘り下げて調べてみると、次のような違いがあることがわかりました。
- 理容師と美容師は「理容師法」「美容師法」という法律で区別されている
- 理容師は剃刀を使えるが美容師は使えない
- パーマはもともと美容師だけしかできなかったが、最近は区別なく行うことができる
- 美容師も「化粧に付随した担い程度」の顔そりはしても良い
- ただ、美容学校で顔そりはカリキュラムにないことが多く、できない美容師が多い
- 床屋と美容室は一つの店舗を共用して同時に営業することはできない
このように法律で明確に区別されています。
個人的には床屋と美容室のいいとこ取りをした統合サロンができれば便利なのにと思っていたのですが、今の法律ではできません。
これだとやはり不便、将来的には労働力不足は避けられませんので、理容・美容を統合したサロンが開設できるよう、何かのタイミングで法律を改正して欲しいものです。
結局は、今のところは用途によって「床屋」と「美容室」を使い分けるしかありません。
まあ、男性は歳をとると髪の毛にこだわりたくても出来ないかもしれないので床屋一択になるのかもしれませんが・・・。
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