1990年代に小室哲哉を中心としたアーティストが集まり、音楽業界を席巻してきたエイベックス(avex)。
現在ではかつてほどの勢いはなく、また会長の松浦勝人の良からぬ噂も取り沙汰されるなど、いい話をあまり聞かなくなりました。
そんな中、東京・南青山にある本社ビルを売却するというニュースが流れてきました。
この時期になって、なぜ本社ビルを売却するのか?
また、会社は存続できるのか、それとも破産してしまうのか、しょおz具アーティストはどうなってしまうのでしょうか。
エイベックスが本社ビルを売却した理由は
【エイベックス「虎の子」南青山の本社ビル売却へ】 保有不動産を放出する企業がコロナ禍で増加か#東洋経済オンラインhttps://t.co/SXhkUDOgt1
— 東洋経済オンライン (@Toyokeizai) November 10, 2020
企業が自社で保有する土地やビルを売却するというのは、さほど珍しい話ではありません。
しかし、自分で持っている資産を手放すということは、大抵はよくない理由であることが多いです。
経営状況がよくなく赤字になり、現金を作るために売るというのはよくある話です。
エイベックスが自社ビルを売却する理由ですが、記事によると、
- コロナ禍で主力のライブ事業やグッズ・音楽CD販売が低迷
- 2020年4~9月決算では32億円の純損失を計上
- 11月5日には100人程度の希望退職を募集予定と発表
- 本社ビルの売却は、業績不振を受けたもので、取引先の金融機関が主導したらしい
やはり、業績がよくないことが大きな原因でした。
ちなみに所有するビルは2017年12月に開業した地上18階建てと比較的新しいものの、一般的な賃貸オフィスビルのようなものと少し異なるようで、期待するほど高額で売却できないと言われています。
それでも5年もしないうちに自社ビルを手放すとは、かなり業績が厳しいということが伝わります。
エイベックスに所属する有力アーティストはどうなる
エイベックスが業績不振ということになると気になるのは、このまま破産しないかどうかということです。
破産してしまうと所属アーティストはどうなってしまうのか気になるところです。
現在、エイベックスグループに所属する主力アーティストは、
- 浜崎あゆみ
- TRF
- globe
- 大塚愛
- 氣志團
- ケツメイシ
- 東方神起
- AAA
- Every Little Thing
- V6
など。
最近は目立った新人はいないものも、ベテランも多く現在でも日本では主力のレーベルの1つです。
もし、これでエイベックスがダメになるということになると、どこか他の会社が買収するということも考えられますが、今の日本でそこまで余裕のあるところはないでしょう。
万が一、破産して事業継続できなくなった場合は、主力アーティストは他のレーベルに個別で移籍して存続することになるでしょう。
実力のないアーティストだと、どこにも拾ってもらえずインディーズでやるか、引退するという厳しい状況になるかもしれません。
エイベックスが潰れるとなると、日本の音楽業界を揺るがす大事件になることだけは間違いありません。
果たしてエイベックスはこのまま破産してしまうのか
エイベックスには素晴らしいアーティストが多いので、できればこの難局を乗り越えて、事業を存続してほしいです。
しかし、2020年に入ってからのエイベックスは、あまりいいニュースを聞きません。
05月16日 07時点で注目されている写真はこちら!
【CEO退任へ】エイベックス会長・松浦勝人氏の大麻使用を元社員が告発「毎週末のように一緒に吸っていた」《証拠音声・LINE公開》
→ @bunshun_onlinehttps://t.co/g2rFvMrlNI— 文春オンライン (@bunshun_online) May 15, 2020
これもどこまで本当なのかは分かりませんが、松浦勝人の黒い噂が多くなっております。
このままだと、本当にエイベックスはやばいことになりそう、松浦勝人を切って建て直しするくらいしないと再生できないかもしれません。
果たしてエイベックスは松浦勝人と共に没落するのでしょうか?